【U13】県ユースクラブ予選代表決定トーナメントで無念の惜敗

中学1年生の最も大きな大会である県ユースクラブ予選。予選リーグ1位通過し、迎えた代表決定トーナメント。2回勝てばクラブ代表の権利を得られる中、迎えた強豪コルージャ戦。

対して、意気軒昂なチャレンジャー1年生は開始早々から、やってくれた。開始2分、スローインから大久保の素早いアプローチに相手がボールを下げたところを、この日、先発起用の渡辺優大が奪い、ゴールへ一直線!相手のタックルを弾き返し、見事ゴール右上にシュートを突き刺し、先制点をゲット!歓喜の輪が広がった。

しかし、その後はコルージャの猛攻にさらされる。

前半13分には16番のロングキックが、ゴール右上に。それをGK黒木がファインセーブ。まさに、練習の成果が出たプレーだった。

しかし、迎えた前半22分、16番の縦パスに相手のエース32番が力強いドリブルでゴールに。複数で奪いに行くも、こぼれたボールは無情にも32番の足元に収まり、そのボールを決められ同点でハーフタイム。

ここで、小島コーチから改めてミドルゾーンでのポゼッションを確認。「勇気を持って、挑戦していこう!」と新たな決意で後半を迎えた。

するとすぐに大きなチャンスが。確認したミドルゾーンで菊池、大久保、交代で入った奥住と小気味良く繋ぎ、右の河合に。そこから、相手ゴール前に流し込んだボールを渡辺優大がキープし、走り込んだ菊池にパス。しかし、ダイレクトシュートは相手GKのファインセーブによりノーゴール。

その後も、ミドルゾーンでの攻防から川元が渡辺優大にスルーパス。しかし、これも相手GKに阻まれ得点を奪えない。

対するコルージャは、次々とメンバーを交代し、強度を上げる。しかし、黒木、友中、冨岡、北岡、交代で入った中山が立ちはだかる。

最後まで、両者譲らずPK戦になった。小島コーチが「自分たちでキッカーを決めよう。」と挑戦に燃えた友中、川元、渡辺優大、河合、北岡の5人が蹴った。相手GKのファインセーブもあり、結果3-4で無念の惜敗となった。

それでも、果敢に中盤の攻防を仕掛け、前半での課題を克服しようと挑戦した1年生。この悔し涙を次の挑戦に。

何よりプレッシャーかかるPKキッカー5人は更に称えたい。決められなかったと悔しがる選手もいた。

しかし、イタリアの至宝ロベルト・バッジオはPKについて有名な珠玉の言葉を残している。「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持つものだけだ。」(「NumberWeb」2020/1/13より)

1年生たちの次の戦いに期待だ。

最後に、遠くの会場にも関わらず、多くの保護者の皆様の温かな応援に感謝申し上げます。また、一歩確実な成長を果たしました。