高円宮杯県大会　VS草加ｊｒに競り勝ち！

８月２８日、真夏日の中、西遊馬運動公園で関東出場を懸けた高円宮杯の県大会が開幕しました。１回戦の相手は同じ東部地区の草加ｊｒ。県２部リーグに所属し、堅守の好チーム。選手たちも関東大会まで繋がる最後の大会とあり、いつも通り緊張した選手もいましたが、夏に高校生に数多く胸を借りた経験からリラックスして臨める選手も増えました。

序盤からプラン通り、しっかり跳ね返し、拾い、丁寧に１本目のパスにこだわる展開を粘り強くやり続けました。右からスイッチャーとして畠中が機能し、リズムを変えるパスを入れたり、左から岩下が足元で受け縦パスを裏に流し込んだりと前線の２FWに運びチャンスを作りました。しかし、本日の、主役はCB２枚。中沢が強いヘッドで跳ね返し、野口の広範囲のカバー＆ボール奪取で攻撃の芽を摘み取りました。前半は０対０で終了。

そして、勝負の後半。スタメンだけじゃなく交代選手まで含めて戦う東春サッカーは今日も健在でした。攻撃のさらなる流動化を求めMF田中の投入。そこでボランチ金子琥珀の飛び出しがさらに自由度を増し、左の奥深くまで押し込んだ後、ペナ角で受けミドルシュートで値千金の決勝ゴール！終盤、一瞬の隙で生まれたピンチをＧＫ河井がビッグセーブ！チーム全員で手に入れた勝利でした。

そして、そのピッチの裏で怪我明けの白石や小野がいろいろな準備や片づけを積極的にしてくれるところが、この代の素晴らしいチームワークを支えてくれています。さらに、暑い中、逆サイドからじっと見守ってくれる保護者の方や出身少年団のコーチの方、そういう一つ一つがピッチ内のベストパフォーマンスを引き出してくれています。さあ、次は２回戦！