全国小学生陸上競技交流大会埼玉県大会 今年も大活躍!
1年前のこの大会から始めた陸上クラブも1年が過ぎました。昨年は急遽、声を掛け、集まった48名が参加しましたが、今年度は常時活動で毎週、陸上のトレーニングを積んできたクラブ員が勝負の場に立ちました。また、市内陸上大会で頑張った子たちが大会のために短期入会をして参加し、総勢45名となりました。
それぞれの子が自分の目標に向け、この日のために練習を積み重ねました。自己ベストを目指す子、決勝進出を狙う子、全国大会出場という志を持つ子と、目標はいろいろですが、熱い思いはみんな一緒。真剣な表情で受付を済ませました。
そして、競技開始。最初は400mリレー。男女混合という市内大会とは違うルールの中、競い合いました。積み重ねたバトンがピタリと合いベストの54.37秒、総合4位で決勝進出!幸先の良いスタートを切りました。そこからも、コンバインドA(80mハードルと走り高跳び)の女子の80mハードルでは、飯塚さんが1位、青木さんが3位と好位置につけ、全国を狙う。負けじと男子も2位冨山、4位大熊、8位丸山と可能性を残す。そして、100m走もA・B決勝に男子4名、女子4名とハイレベルな走りを披露。決勝でも馬止が13.1秒、井上13.4秒、銀時13.4と好タイムを連発。女子も4位の山内14.1を筆頭に、大塚、杉田、柿沼と14秒半ばのタイム。最終的に、全国出場はならずとも、400mリレーは県4位、100m男子5位、6位、100m女子4位、コンバインドA男子3位、コンバインド女子2位、4位とたくさんの入賞を勝ち取りました!
もちろん、歓喜の目標達成の子もいれば、当然、目標が達成できずに悔し涙する子もいました。市内大会より記録がでない選手も。しかし、その悔しさもチャレンジした者しか味わえない悔しさ。大きな競技場で観客の目前で走った経験とともに、この後の成長につながると思います。
最後にTSCらしい姿を。その男の子は、昨年の5年生から入ってきた。少しポッチャリで、走ることが大好き・・・というよりは、入会した友達たちが大好き!という感じでした。50mは9.5秒。「気を付け」ができずに注意されることも。しかし、毎週土曜日のTSCの練習は休むことなく続け、木曜日の補強練習も楽しみながら参加。春先のクラブ計測では17.8秒。先月の交流大会では16.1秒。そして、今回、100mを15.6秒で走りました!こういう姿がTSCの価値です。スポーツをやる意義は勝利だけではありません。特に陸上は、「昨日の自分を超える!」というスポーツの一面を感じさせてくれます。スポーツの多様性を発信できるクラブでありたいと思います。
http://www第38回全国小学生陸上競技交流大会埼玉県大会 記録